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小児矯正の第二期は、一般的に子どもが12歳から14歳の間に行われる治療で、第一期矯正が終了した後、または顎の成長が進んでから実施されます。❗
この第二期は通常、永久歯がほとんど生え揃い、歯列の成長と位置が比較的安定してきた時期に行われます。
以下に、小児矯正の第二期について詳しく説明します。
第一期と第二期の違い
第一期矯正は、主に顎の成長をコントロールしたり、乳歯の段階での歯列の問題を早期に改善するための治療です。
この段階では、成長期に合わせて顎の骨の形状や大きさを調整することが目的です。
これに対して、第二期矯正は、永久歯が生え揃った後に行われ、歯列全体の並びや噛み合わせの最終調整が主な目的となります。❗
第二期矯正の目的
第二期矯正の目的は、以下のようなものがあります。
1. 歯列の整列: 永久歯が生え揃った後に、歯並びが不揃いである場合、矯正器具を用いて歯を正しい位置に移動させます。
2. 咬み合わせの調整: 上下の歯が正しく咬み合うように調整し、咬み合わせの問題(過蓋咬合や開咬など)を改善します。
3. 顎のバランス: 顎の成長が進んだ後に、顎のバランスや対称性を整えることができます。
4. 口腔機能の向上: 咬む、話す、呼吸するなどの口腔機能を改善するための治療が行われることもあります。
治療方法と装置
第二期矯正で使用される装置には、以下のようなものがあります。
1. ブラケットとワイヤー: 最も一般的な装置で、歯に装着したブラケットにワイヤーを通し、歯を徐々に移動させるものです。装置は定期的に調整が必要で、治療期間は1〜3年ほどかかることが多いです。(個人差があります。)
2. マウスピース矯正:透明な矯正装置であるインビザラインなどのアライナーを用いる方法です。目立たずに矯正治療が行えるため、見た目が気になる方に人気です。
3. 補助装置: 歯列の移動だけでなく、顎の成長をさらに調整するために使用される補助的な装置もあります。
治療の流れ
1. 診断と計画: 治療前に、レントゲン写真や口腔内の検査を行い、歯並びや咬み合わせの問題を評価します。その後、個々のケースに応じた治療計画が立てられます。
2. 装置の装着: 計画に基づいて矯正装置を装着します。装置の種類や治療方法によって、装着の仕方や調整の頻度が異なります。
3. 定期的なチェックと調整: 定期的に歯科医師の診察を受け、装置の調整や治療の進行具合を確認します。
5. 治療後の保定: 矯正治療が終了した後も、歯並びが元に戻らないように保定装置を使用します。
治療の効果と注意点⚠️
第二期矯正は、歯列を整えるだけでなく、口腔内の機能や見た目に大きな改善をもたらします。しかし、治療中は歯磨きや食事に注意が必要です。
矯正装置をつけている間は、特に歯磨きが難しくなるため、むし歯や歯周病のリスクが高まることがあります。そのため、毎日の口腔ケアを徹底し、定期的に歯科医院にて指導を受けることが重要です。
まとめ
小児矯正の第二期は、永久歯が生え揃った後に行う治療で、歯並びや咬み合わせの最終調整を目的としています。治療は、個々のケースに応じた計画に基づき、さまざまな装置を用いて行われます。治療を成功させるためには、治療計画に従い、適切な口腔ケアを心掛けることが重要です。