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「口を開けるとカクッと音がする」
「朝起きるとあごがだるい」
「大きく口が開かない」

このような症状がある場合、顎関節症の可能性があります。

あごの関節は、耳の前あたりにある小さな関節で、食事や会話など、日常生活のあらゆる動きに関わっています。この関節や、その周囲の筋肉にトラブルが起こる状態を顎関節症といいます。

https://www.kinshicho-mint-dc.com/service/#section01

どんな症状が出るの?

主な症状は次の3つです。

① あごが痛い

口を開けると痛む、噛むと痛む、こめかみや頬がだるいといった症状です。

② 音がする

「カクッ」「パキッ」と音が鳴ることがあります。痛みがなく音だけの場合もあります。

③ 口が開きにくい

指が縦に2本半〜3本分入らない場合は、開口障害が疑われます。

症状はひとつだけのこともあれば、いくつか重なって出ることもあります。

なぜ顎関節症になるの?

原因はひとつではありません。いくつかの要因が重なって起こることが多いです。

✔ 歯ぎしり・食いしばり

無意識の強い力が関節や筋肉に負担をかけます。特に就寝中のくいしばりは自覚がないことが多いです。

✔ 噛み合わせの不調和

被せ物の高さや歯の欠損なども影響する場合があります。

✔ 生活習慣

頬杖、片側だけで噛む癖、猫背などの姿勢も関係します。

✔ ストレス

精神的な緊張は筋肉の緊張につながり、症状を悪化させることがあります。

放置するとどうなるの?

軽い違和感だけであれば自然に落ち着くこともあります。しかし、

・口がほとんど開かなくなる
・慢性的な頭痛や肩こりが続く
・痛みが強くなる

といった状態に進行することもあります。

特に、無理に大きく口を開け続けたり、痛みを我慢しながら硬いものを食べたりするのは注意が必要です。

治療方法は?

症状の程度によって対応は異なります。

🔹 生活習慣の改善

・歯を接触させない(上下の歯は普段離れているのが正常です)
・頬杖をやめる
・硬いものを控える

🔹 マウスピース(ナイトガード)

就寝中の歯ぎしりや食いしばりから関節を守ります。

🔹 理学療法・運動療法

筋肉のストレッチやマッサージ指導を行うこともあります。

外科的治療が必要になるケースはごく一部で、多くは保存的治療で改善が期待できます。

自分でできるセルフチェック

次の項目に当てはまるものはありますか?

☑ 口を開けると音が鳴る
☑ 朝あごが疲れている
☑ 頭痛や肩こりがある
☑ 無意識に歯をくいしばっている
☑ 片側だけで噛むことが多い

複数当てはまる場合は、一度歯科での確認をおすすめします。

口を開けるとカクッと音がする、あごがだるい、朝起きるとあごが疲れている…。
このような症状でお悩みの方は、いわゆる顎関節症(がくかんせつしょう)の可能性があります。

顎関節症は、あごの関節そのものだけでなく、周囲の筋肉の緊張が大きく関係していることが少なくありません。特に「かみしめ」「食いしばり」「歯ぎしり」のある方は、筋肉が常に力んでいる状態になっています。

そのため、セルフケアとしてのマッサージはとても有効です。
ただし、強く押せばよいわけではありません。ポイントは「痛気持ちいい」程度のやさしい刺激です。


顎関節症で硬くなりやすい筋肉

① 咬筋(こうきん)

ほほの外側にある、かむための大きな筋肉です。
歯を軽くかみしめたときに、ポコッとふくらむ部分が咬筋です。

② 側頭筋(そくとうきん)

こめかみから頭の横に広がる筋肉です。
ここが硬くなると、頭痛のような症状が出ることもあります。


ご自宅でできるマッサージ方法

1.咬筋マッサージ

  1. 人差し指・中指・薬指の3本をほほに当てます

  2. 円を描くように、くるくると小さく回します

  3. 10秒ほど行い、ゆっくり深呼吸

  4. これを2~3セット

※強く押し込まず、皮膚を動かすイメージで行いましょう。


2.側頭筋マッサージ

  1. 指の腹をこめかみに当てます

  2. 上に引き上げるように円を描きます

  3. 10秒×2~3回

目の疲れや頭の重だるさを感じる方にもおすすめです。


マッサージのタイミング

  • 入浴中や入浴後(筋肉が温まっているとき)

  • 就寝前

  • 長時間のデスクワークのあと

リラックスした状態で行うと、より効果的です。


注意していただきたいこと

以下のような場合は、自己判断せず歯科医院での診察をおすすめします。

  • 口が大きく開かない

  • 強い痛みが続く

  • あごがロックする

  • かみ合わせが急に変わった

顎関節症は、マッサージだけでなく
・かみしめのコントロール
・ナイトガード(マウスピース)
・生活習慣の見直し
などを組み合わせて改善を目指します。


「上下の歯を離す」ことも大切です

本来、安静時は上下の歯は触れていません。
日中気づいたときに

👉 「歯を離す」
👉 「舌を上あごにつける」
👉 「肩の力を抜く」

これだけでも、あごの負担は大きく減ります。


まとめ

顎関節症は、がんばりすぎているあごの筋肉からのサインかもしれません。
やさしくほぐす習慣を取り入れながら、無理をせずケアしていきましょう。

痛みが長引く場合や不安がある場合は、我慢せず専門的なチェックを受けることが大切です。
適切な診断のもとで治療を行うことで、症状は改善していきます。

ご自身のあごを、いたわる時間を少しだけ作ってみてください。

まとめ

顎関節症は、誰にでも起こりうる身近な症状です。
大切なのは「早めに気づくこと」と「無理をしないこと」です。

違和感の段階で対応できれば、重症化を防ぐことができます。
気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

あごの健康は、快適な毎日のためにとても大切です。

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